大河ドラマ　真田丸８話　「調略」感想　騙し合いゲーム

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大河ドラマ　真田丸８話　「調略」感想　騙し合いゲーム　[大河ドラマ] [編集]

真田丸が９話まで話が終わり

話のテンポも早く、流れが整理しやすいです。

三谷幸喜監督も話の密度が高く、自分でも満足のいく

大河ドラマにできていると語っています。

主人公の真田信繁は8話の調略で

父、昌幸との関係に亀裂が入りました。

信長の死によって、織田方の武将は

信濃から撤退し、真田も北条氏政の信濃攻略で

窮地に立たされた。

信繁は昌幸の命で春日信達を寝返らせる仕事を任されていた。

春日はもともと武田家臣だったが、今は上杉に拾われ

一目置かれる武将になっていた。

叔父の信尹と信繁は春日と対面し

上杉を裏切らせるような会話の流れにして

調略しようとしたが、耳を貸そうとしなかった。

昌幸も北条に上杉打倒をさせようと

春日を調略したという手みやげを差し出し

春日を北条方に向かい入れようとした。

信繁との信尹は春日に北条のお墨付きを与え

見事に調略を成功させた。

だが、

完全に安心し切った春日を信尹が斬ってしまった。

信繁は予想もしなかった光景に唖然としていた。

これが、昌幸の描いた絵だということを知らずに

春日の最後を見送った信繁は、昌幸との関係に亀裂が

入った瞬間だった。

結局、同じ武田の家臣だったとしても

昌幸にとっては、周りの武将は策を成功させるための

駒でしかないというところに残酷さを感じた。

春日が北条に寝返り、それを真田が知り始末した

ということになれば、上杉にも恩を売れて

北条も上杉との戦をあきらめて引き返すということ。

そして、信濃はがら空きになり

昌幸の理想だった国衆だけの国も作れるという流れだ。

昌幸も二枚舌が激しいから

何が本音なのか全く分からない人だ。

信幸の次は信繁まで騙して

策とはこういうものだと開き直る始末。

信繁に春日を斬らせる役目を任せても無理だということは

分かるが、息子２人とも騙すことはないと思いました。

昌幸の頭の中はどうなっているのやら。